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足が痛くて立てない状況の時に、「がんばって!」と声をかけれた瞬間パッと立った姿は、見事に芸人でした。

今年の24時間テレビのマラソンランナーのヒロミさんの家族を見てとても温かい気持ちになりましたね。

そして自分自身の挑戦という決意のもとでマラソンに挑戦したヒロミさんの姿

特に、おじさん世代の方、ヒロミさんのように体を張ってはできないけれど。。とても共感できる人も多かったでしょうね。

スタッフ方達は、ヒロミさんの口をきいてくれないことに大変なご苦労はあったそうですが。

自分との戦いだから弱音は口に出せないのですね。そんなヒロミさんの心情は見える気がしました。

50歳代になると、今まで人生をかけ全力に上りつめてきた仕事をふっと振り返ると、後に続く後輩が仕事もできるようになり、横を向くと時代の背景が違ってきたり、子供たちも大人になっていてそろそろ独立しそうな頃になっていたり。。。周りが変わっていることに気づく年なのです。

これからの人生何を目標にしたらいいのか!

見失ったり。。。ちょっと時代が違うような気にもなったり。

俺まだ仕事できる!と思っても部下の成長ぶりをみると、

おじさんちょっと邪魔かな?!なんて感じてしまったり。。

とても複雑な思いになります。

ヒロミさんはまだいろんなことにチャレンジされていますが、それでも勝てない年齢を感じて人生最後の苦しさにチャレンジされたのでしょうね。もう足が痛くて立てない状況の時に、「がんばって!」と声をかけれた瞬間パッと立った姿は、見事に芸人でした。

応援して気力を与えてあげるのは、とてもいいことだと思いましたらが疲労困憊している人に手を触れようとする行為は、可哀そうだと思わなかいのかと応援している人に腹が立ちましたが。。ヒロミさんはこれからも素敵なおじさんになっ行くことでしょうね。

 

心のかあちゃん  村田悦子