メンタル相談室

メンタル心理カウンセラー

 

 人間関係のこと、仕事のこと、将来のことなど、 人は誰しも「悩み」「不安」を抱えて生きています。

 

 それでも、

 

 一生懸命に仕事をしたり、ときには気晴らしをして、 心のバランスを保ちながら生活していくことができるものです。

 

しかし、

 

それらの「悩み」や「不安」が 自分一人では抱えきれないほど大きくなるとどうでしょう?

 

強いストレスを受け続け、心がそれに耐えきれなくなってしまうと、 ひどい場合には「うつ病」などの深刻な精神疾患へ

 

とつながり、 仕事や日常生活に支障をきたすほど調子が悪くなることさえあります。

 

 そして

 

身近な人が精神的に苦しんでいる時、 あなたはどんな言葉をかけますか?

 

根性論やポジティブシンキングで 「ガンバレ!」「できるよ!」と無責け、 さらに苦しめてしまうこともあります…。

ストレス発散は、心を開いて話すことが有効とされています。

軽く見られがちなストレスですが,

 

うつ状態など精神的な病に発展する可能性があるだけではなく、ストレ

 

にさらされ続けると、胃に出血や潰瘍がみられるなど、精神的な症

 

状にとどまらず身体症状も表れる危険なものです。

 

 心の かあちゃんになんなりとお話してください!


5人に1人はHSPだといわれています。 (highly sensitive person/とても敏感)

HSPとは。。。

 

細かなことが気になる超敏感な人・とても繊細な神経の持つ主。

 

過敏であることは弱点でも欠陥でもありませんが。

 

過敏に精神面の気苦労が多く、ストレスが多くかかります。

 

そのため敏感すぎる体質で悩まされたり、視覚・聴覚・臭覚・味覚・触覚といった五感が鋭く、刺激が受けやすくなります。

 

感じ方や考え方に「癖」の傾向が見られ、思い詰めるとそこから抜け出せなくなったり、完璧を目指し常に100点を目指し

 

頑張りすぎたり、自分を抑えてします傾向が見られます。

 

よく性格と思われますが気質でもって生まれたものです。

 

HSPは赤ちゃんから持っているものなのです。

 

幼児期になると無意識のうちに親や周囲の大人たちの気持ちを察知するようになります。

 

手のかからない”いい子”と思われている一方、本当の自分の気持ちを理解してもらえない寂しさを感じることが多くなります。

 

しかし、

 

空気を読んで”いい子”になるよう無理をしつづけます。

 

9歳~10歳ごろには自分を客観的に見て、自分で考える力も付きます。

 

そして自分がほかの子と違うことに気づきはじめ、他人の目を気にするようになります。

 

みんなから浮かないようにといった苦労も感じたりします。

 

オトナがここでHSP の理解が必要になります。

 

穂坂隆先生聖路加国際病院診察教育アドバイザーの”敏感すぎる自分の処方箋”からのアンケート

HSPチェックしましょう。

  1. 周囲の微妙な変化にすぐ気づき、空気を敏感に読む
  2. 相手がどういう気分なのか、気になってしかたがない
  3. 人にどうおもわれているのか、とても気になる
  4. 人と話しているとき、つい言葉の裏を考えてしまう
  5. 人見知りで、初めて知り合った人となかなか慣れない
  6. 1人でいるのが苦手で、誰か頼れる人がいてほしい
  7. 身体に触れられるのが苦手
  8. 人前で仕事をするのは集中できないので苦手
  9. お腹が空くと集中できなくなる
  10. 間違いを指摘されると傷つき、なかなか立ち直れない
  11. 約束をすると、とても気になって落ち着かない
  12. カフェインに敏感で、お茶や珈琲を飲むと眠れない
  13. 臭いや味などの好みが強く、苦手な食べ物もおおい
  14. 忘れ物やミスがないか、何度もチェックするほうだ
  15. 他人に対して、とても良心的だと思う
  16. ちょっとしたことでも、すごくビックリする
  17. 大きな音が苦手
  18. 明るい光や交通音、時計の針の音が気になって眠れないことが多い
  19. 動揺してしまうような状況をなるべく避けている
  20. 想像力が豊かで、空想にふけることが多いと思う
  21. 美術や音楽が大好きで、人より感動する方だ
  22. 勘がいいほうだ
  23. 痛みに敏感
  24. 暴力的、残酷的なシーンのある映画やテレビはみない
  25. 短い時間に多くのことを同時にするのが苦手
  26. 生活に変化があると混乱し、落ち着くまで時間がかかる
  27. 人前で話すのがにがてでプレゼンテーションなどで緊張する
  28. 肩こりや頭痛をよく感じる
  29. ストレスで胃が痛くなる
  30. 子供のころに、親や教師から「内気」「神経質」といわれていた

19から20項目該当しているとHSPです。

マイナス面は裏返せばプラス面になる。過敏な人には素晴らしい特徴が沢山あります。

人の感情や気分に振り回される(マイナス面)

⇒頼りのされる。また、リーダーに向く(プラス面)

 

人の気持ちを察知し、親身になれるので、相談役のなれる。空気が読めるので、今必要なことがわかる。メンバーから慕われるリーダーになれる。

 

何とかしなくてはと気苦労が多い(マイナス面)

⇒良心的で堅実(プラス面

 

仕事の面では信頼される。堅実さに加えて直観力もあるので、人生の失敗が少なくなる。人から信頼されるのは、友達の多さにもつながる。

 

過敏で何でも気にし過ぎる。(マイナス面)

⇒豊かな感性を持った繊細な人間(プラス面)

 

人生の幅がひろがる。気配りができ、仕事でも有用。芸術を深くりかいできる。大成した芸術家にHSPが多い。

 

音や光、においに敏感

⇒楽しみが多い。また、危険を察知できる。

 

微妙な味の違いがわかる。美味しい料理や四季折々の自然を楽しめる。また、感覚が研ぎ澄まされているので、危険を察知できる。

ストレスをチェックしましょう。

 

  1. 体がだるく疲れやすい
  2. 最近思い通りにいかないことが多い
  3. いくら寝ても寝たりない感じがある
  4. ついイライラしてしまう
  5. やる気がでない
  6. 人と話すのがおっくう
  7. 最近、風邪をひきやすい
  8. 食欲がでない
  9. お酒の量がふえた
  10. 何かショックなことがあると一人で抱え込んでしまう
  11. 考えがうまくまとまらない
  12. ちょっとしたことでも腹がたつ
  13. すべてを投げ出してにげたくなる
  14. 目覚めがわるい
  15. 怒りの感情を溜め込んでしまう

チェックが0~2個あなたの心は健康で、気分転換ができているようです。

 

チェックが3個~6個気が付かないかもしれませんが、ストレスを抱えています。まだ、我慢ができる状態ですが、これ以上無理をすると心に負担がかかります。自分をいたわってストレスの原因を排除していくようにしましょう。

 

チェック7個~10個あなたはかなりのストレスを抱えています。これ以上酷くなると、生活の改善が必要になります。一人で悩みを抱えないように心がけ、体を第一に考えましょう。

 

チェック11個以上このままだと危険です。心だけではなく、身体に影響が出ています。どのようにストレスと向き合うのか具体的な方法を真剣に考える必要が」あります。カンセラーと協力しながらストレスと向き合う方法を見つけていきましょう。

思考傾向診断チェックしましょう。

 

 1.お気に入りのコップにヒビが…

⇒A「仕方がない!新しいのを買おう!」

 B「急に壊れるなんて…何か悪いことが起こる前兆では…」

 

 2.占いを見ると結果最悪

⇒A「たかが占い!気にしない!」

 B「事故があったらいけないから、今日は一日家にいよう…」

 

 3.出かけようとしたら傘の骨が折れていた

⇒A「形あるものは壊れて当然!違う傘でいいや!」

 B「どうして壊れたのだろう…落ち込むな…」

 

 4.仕事でミスをした

⇒A「たまにはミスもあるよ!」

 B「こんなミスするなんて…なんでダメなんだろう…」

 

 5.友達に誘いを断られた

⇒A「そっか!なた今度誘ってみよう!」

 B「私のこと嫌いなのかな…?」

 

A・Bが2:3もしくは3:2バランスの良い思考です。

Aは、プラス思考傾向が強い場合は周りをよく見て、暴走しないようにしましょう。少し他社の意見を聞き入れる姿勢が大切です。

Bは、マイナス思考傾向は敏感で慎重に物事を進めるので、大きな失敗体験に苦しむことは少ないです。

 

関係構築スキルチェックしましょう。

 1.お土産をもらう

⇒A「わあ、ありがとぅ!ラッキー!」

 B「そんなわるいよー」

 C「ありがとう!今度温泉行くからお土産楽しみにしていてね!」

 

 2.友人を待たせる

⇒A「じゃ、待ってて!」

 B「悪いから、先に行ってて!」

 C「ありがとう!急いで行ってくるから!」

 

 2.ごちそうしてもらう

⇒A「ラッキー!お昼ご飯浮いた!」

 B「いや、割り勘にしよう!」

 C「ありがとう!今度はごちそうさせてね!」

 

 3.仕事を手伝ってもら「

⇒A「やったー!面倒が手からはなれた!」

 B「いやいや、じぶんでやるよ」

 C「ありがとう!今度何か困ったら、絶対ヘルプするから!お願いします。

 

Aが多い。素直に気持ちを表現できる力をもっている。他社からの好意を受けるばかりではなく、その好意に対して誠意を見せることも、豊かな人間関係を築く上で必要です。

Bが多い。他社からの期待に対して重荷と感じやすい傾向があります。人間関係を豊かにするためという前提でおごったりおごられたりの関係を楽しむ姿勢がたいせつです。

Cが多い。関係構築のスキルが高い人です。周囲からの期待に応えられることに、誇りと喜びを感じられるので、マイナス思考に囚われることが少なく、ストレスをプラス方向に転じさせる力を持っています。

性格傾向診断チェックしましょう。

あなたは、AとBどちらが強いですか?

  1. A攻撃的 ⇒ B温和的
  2. A歩く速度が速い ⇒ B歩く速度がのんびり
  3. Aじっとしているのが苦手 ⇒ Bじっとしているのは苦痛でない
  4. A競争が好き ⇒ 争いごとは苦手
  5. A愚痴や泣き言をいうのは嫌い ⇒ Bつい愚痴ったり甘えたりしてしまう
  6. Aちょっとしたことで腹が立つ ⇒ Bあまり気にしない
  7. A話すのが早い ⇒ B話すのが遅い
  8. A仕事優先の生活 ⇒ Bプライベート優先の生活
  9. A待つのが苦手 ⇒ B待つのは平気

Aが7~あった人は、自ら自分で自分を追い込んでしまう傾向があります。自分でも気づかないうちに、自らストレスの多い生活を作り出している可能性があります。ストレスがかかっているという自覚がなく、知らず知らずのうちに体が傷ついています。まずは、せかせかした生活から改善しましょう。ゆうっくり歩く。ゆっくり食べる。ここからです。

高血圧・高脂血症・狭心症や心筋梗塞などの心臓疾患に気を付けましょう。

Bの人の人の心臓疾患の確率は50%だといわれています。

うつ病の自己チェックしましょう。

  1. 抑うつ気分がある
  2. 興味や喜びを感じられない
  3. 食欲が低下し、体重が急激に減った(1か月で5%の減少)または、反対に食欲が旺盛で体重が増えた
  4. 不眠、または反対に、いくら寝ても寝たりない
  5. 強い焦燥感がある
  6. 疲労感が強く、何もてにつかない
  7. 自分は価値のない人間で、存在自体が申し訳ないと思う
  8. 思考力や集中力が低下している
  9. 死について考えている。自殺を考える

5つ以上が当てはまる場合は、うつ病の可能性があります。精神内科の専門医を受診してください。