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すれ違う夫婦の会話どっちが正しい??

妻(長女)の遠方の実家には、94歳の気丈な母親が一人で過ごしていましたが

少し体の調子が悪く、現在近くに住む娘(次女)宅に身を寄せてお世話になっています。

不運にも次女の夫が大病で治療中となっている妹宅にお見舞いに行くため妻が夫にお見舞金を包んでほしいと頼みました。

すると夫は(夫も大病の経験があり)「俺の時、お見舞いもらっていた?」という返事に妻は「いいわ!いらないわ!私が用意するから!」と妻は激怒。。。

 

この夫婦は、実家を建て替え後、両親と同居して両心の最期を看取った妻でした。

会話のある夫婦であれば夫が自分の病の時にお見舞いをいただいていなくても、遠距離の実家にはなかなかいくことができなく、母親の面倒を見てくれている妹夫婦であるため、ある程度の心使いは必要ではないかと。。。と話し合えるでしょう。

しかし会話が少ない夫婦の場合、気遣いが不得意とする男性脳では、自分の親を看取ってくれた感謝や義母に対する思いであったり、妹夫婦への感謝であったりなど冷静に話し合えば芽生える感謝の心も妻が気づかせることが必要ではないかと私は思いました。

 

妻が思うほど夫に悪気はないのかもしれません。

しかし

このような昭和の男性脳は、妻に感謝をすることを感じない男性が多いこと、そして妻の心が長い時間の間に傷ついて会話が少ない夫婦になってしまったこともわかりますね。

「そのくらいは言わなくてもわかるだろう!」は特に夫婦の場合にはありません。具体的に話さないと相手には伝わらないことをわすれないでください。男性脳と女性脳は気づき方がちがうのですから。。

 

心のかあちゃん  村田悦子